中国旅行記

韓国紀行1(6):5月1日:麗水・松広寺、光州、南鎮館(by 旅人のくまさんさん)

中国
<1996年5月1日>

 5月1日のメーデーの日、光州市から麗水(ヨス)へ向かう途中、松広寺(ソングヮンサ)に立ち寄りました。この寺も秀吉軍に攻められて、焼き尽くされた古寺です。この日、予定通り半島南端の1つ麗水(ヨス)まで移動し、宿を求めました。

<松広寺(ソングヮンサ)>
 Tnさんから、この松広寺には、珍しく石塔がないと教えて戴きました。相当に広い境内であすが、まだ完全には再興が出来ていないようでした。輸入木材を自前で製材しながら、復興作業を続けていました。
 このお寺には修行僧が多く、境内の大部分は立ち入り禁止となっていました。潜った山門には『曹渓山 松広寺』のほか『僧宝宗』の文字がありました。禅宗の寺です。
 ここで、観光ガイドブックを引用しながら松広寺を紹介しておきます。
 『この寺は、高麗時代から高僧を排出した名刹として知られ、仏教における三宝(仏、法、僧)の内、僧を大切にする宝僧寺院として高名であり、今も韓国内にとどまらず、世界各国から集まった僧がここで修行を続けている』
 と、紹介されていました。一言で言えば、修行のお寺です。

<エンジェル号>
 翌日フェリーのエンジェル号で多島海巡りをしながら釜山(プサン)ヘ向かう計画でしたが、生憎のエンジントラブルでした。欠航の見込みとのことで、翌日の乗船予約はできませんでした。
 エンジェル号は、この時を含めて何回か挑戦しましたが、結局乗船することは出来ませんでした。何年か前には就航そのものが廃止されてしまいました。そんなことで、未だに多島海海上国立公園の島巡りは実現していません。

<メーデーのこと>
 韓半島を南下する車の中で、ラジオ放送でのメーデーの演説を聴きました。司会者に紹介されて、政党や労働団体の代表者などが演説を続けていました。その真打で登場したのが、日本からの拉致事件などで知られる金大中(キムデジュン)氏でした。
 それまでの演説も、中々の迫力で民衆に訴えていましたが、ハングルは解せないものの、彼の演説が、一番説得力があったように聞こえました。ゆったりとした口調から次第に盛り上げていく調子が素晴らし演説でした。
 演説会場は、多分ソウルだと思われました。たまたま金大中氏の故郷の光州が近くだったので余計、印象に残ったのかも知れません。彼はその後、大統領に当選し、任期を全うしました。


<麗水(ヨス)の町、泊まった宿>
 麗水は、光州(クァンジュウ)が道都である全羅南道(チョンラナムド)の東南端に位置していて、リアス式海岸の風光明媚な港町です。海洋観光の拠点であり、最近の情報(2004年時点)では、2010年に海洋エキスポが開催される予定となっています。
 日本で例えれば、三陸海岸に類似した地形です。ところで、麗水で泊まった宿は街道沿いでした。真夜中どころか、朝方まで喧騒が続いて、閉口しました。うるさくて、中々寝付くことが出来ませんでした。どうやら、南鎮祭と呼ばれるお祭りの前夜祭の日に当ってしまったようです。

<南鎮館(チンナムグァン)>
 秀吉軍のことは、この小文で何度か触れました。秀吉軍が攻め入った『倭乱』の話の続きです。秀吉軍を前に、朝鮮軍は総崩れになりかけましたが、中国の明の助けを借りたり、ゲリラ戦で何とか持ちこたえました。
 その窮地を最後に救ったのが水軍を率いる李舜臣(イ スンシン)将軍です。この李将軍が閑麗水道で日本軍を迎え撃ったのが『亀甲船(コブクソン)』と呼ばれる亀の甲羅のような屋根を持つユニークな船です。
 現物は残っていませんが、文献を元にレプリカが作製されています。南鎮館は、この李将軍が全羅左水軍と呼ばれる海軍の本拠を構えた建物です。現在の建物は18世紀に再建されたもので、68本の巨大な柱を持つ、韓国有数の巨大木造平屋建築です。港を見下ろす見晴らしのいい高台に造られていました。


  麗水へ向かう途中にて
 月替る途端に今日の五月晴れ

 燕は来たり初めは高く飛び

 田起して水待つ山の里の春

 新緑のまにまに石置く丸き山

 朱一面ツツジ畑の光州路


 街路樹の殊更朱き光州路

 メーデーの演説聴きつ光州路

 黒山羊の若草食める親子哉

  松広寺を訪ねて
 チマチョゴリ萌黄に染むる松広寺
 
 蕨売るアジュマが座せる彼岸橋

 太鼓橋子等が昼餉の松広寺

 四天王餓鬼の鼻先花の舞う

 天の邪鬼苦難を食みて春来る

 海超し大木仰臥す寺の春

 花の寺新堂立ちぬ無垢の木目

 縁起絵を巡れる春の午後の寺

  南鎮館に登りて
 南鎮祭倭冦に胸の痛む春

 南鎮館昇りて南に霞む海

  麗水の宿にて
 南鎮祭前夜の喧騒夜明まで

 春野菜アジュマが捌く朝の市

【旅行時期】1996/04/27~1996/05/03
【エリア】麗水
【テーマ】歴史・文化・芸術
【投稿者】旅人のくまさん

韓国紀行1(5):4月30日:南原・馬耳山、タプサ、広寒楼(by 旅人のくまさんさん)

中国
<1996年4月30日>

 4月も今日が終りの30日になりました。泊まった儒城温泉から更に南に下って、最初は、奇岩で有名な馬耳山(マイサン)を訪ねました。
 タクシー代をTnさんが全部払うからと申し出られ、恐縮しながら、好意に甘えさせて戴きました。ソウルに立ち寄った時の昼食で食べたくなるのが、中心街の明洞(ミョンドン)にある全州屋のビビンバです。全州(チョンジュウ)はその本家であり、今回その本場の味を楽しむことが出来ました。
 また、南原(ナモン)では、昼食時にトンドンチュと呼ばれている濁酒を飲むことが出来ました。白い濁酒がマッコルリ(マッカリ)であり、このトンドンチュは茶色っぽい色をしていました。お椀に柄杓で掬って昼餉と一緒に楽しみました。

<馬耳山(マイサン)>
 馬耳山は、その名の通り、標高667mの雄馬耳山と、673mの雌馬耳山の形が馬の耳に似ていることから名付けられています。奇岩の景観は元より、落石を積み重ねて作ったパゴダも見ものでした。大小さまざまな石塔が、所狭しと積み重ねられていました。
 パゴダは500年ほど前に地元の人が積み重ね始めたとされます。塔寺(タプサ)のシンボルとなっています。狭い崖道を登ったところに寺院もありました。
 パゴダはこの寺院を凌ぐ高さの物までありました。馬耳山一帯は、中国の山水画を思わせるような景観であり、隆起した石灰岩が侵食された結果、出来上がった風景かも知れません。しかし、観光ガイドでは、そこまでの記述はされていませんでした。

<花回廊>
 馬耳山の麓の塔寺(タプサ)まではタクシーは入ることが出来ません。途中は池のほとりを通って山道を歩きました。その池の周りで満開のソメイヨシノに出会いました。
 この時期は牡丹桜に交代していて、まさかソメイヨシノが満開とは想像できませんでした。後で買い求めた絵葉書にも、ちょうど桜が満開の池と馬耳山が写されていて、まさに4月の終りの日に、この風景に出会いました。この絵葉書も写真を収録しておきました。つい、拙い俳句をいくつか書き留めました。

<広寒楼(クヮンハルルウ)>
 馬耳山の帰りは、悲話『春香伝』(チュンヒャンジョン)で名高い広寒楼(クヮンハルルウ)がある、南原(ナモン)に立ち寄りました。その『春香伝』のあらすじを、観光ガイドブックから紹介しておきます。
 『南原で恋仲になった官吏の子息、李夢竜と身分の低い妓生の娘、春香が主人公の物語である。父の転勤で、一旦は結ばれた二人の仲は引き裂かれることになった。春香は後任の悪代官に狙われ、貞操を守ったがために絶体絶命のピンチに陥った。その時、都で科挙の試験に合格し、「暗行御使」と言う密偵になった夢竜が現れ、その印である「馬牌(マペ)」を掲げて、悪代官を平伏させた。悪代官は逮捕されて、二人は目出度く結ばれました』
 と言うのが粗筋です。『馬牌』が、水戸黄門の『三つ葉葵の印籠』の役割と同じです。それにラブロマンスが加わったような話です。
 王朝時代からパリソンという唄劇で親しまれ、現代では何度も映画化されているようです。韓国の定番ストリーです。春香伝の舞台となった広寒楼(クヮンハルルウ)は、1638年に再建されたものです。庭園全体が天界を表現し、広寒楼は月世界を現したものだとされます。



  馬耳山にて
 花回廊奇岩に続く坂の道

 馬耳山の奇岩に苔生す春木立

 花の下蛙の波紋立し今
 
 幹濡て白さ際立つ桜花

 花回廊戻りつ馬耳山見返りぬ

  広寒楼を訪ねて
 濁酒花を浮べて昼の宴

 美妓楚々と広寒楼の花の刻

【旅行時期】1996/04/27~1996/05/03
【エリア】南原
【テーマ】歴史・文化・芸術
【投稿者】旅人のくまさん

(作成中)2005年4月〜留学終了旅行5 バルセロナ〜ローマ(by ちゃにがーさん)

中国
行きのチケットはマルタ〜モロッコカサブランカ行き。
帰りのチケットはローマ〜マルタ〜ドバイ〜タイより道〜日本。

バルセロナからフランスを超えて一気にイタリアへ!
のはずが・・・
まさかの
す と ら い き
ホームでゴロ寝の一夜を体験。

どうにか入ったイタリアの北部ウディナで友達に会う予定が
れ ん ら く つ か ず
うっすら無駄に二日を過ごし、ベネツィア素通りローマへ。

泊まった宿はもしかして
ふ ほ う ?
中国系(といっても朝鮮民族)が経営するゲストハウスでは
毎日キムチと米の飯が。
長くなってきた旅でアジアご飯が恋しくなっていたその頃、
とっても魅力的な食事を堪能しました。
宿を見渡せば韓国人だらけ。
ここ、どこだっけ??

そんな、ちょっと普通じゃないイタリアの旅!!

【旅行時期】2005/04/20~2005/05/24
【エリア】イタリア
【テーマ】卒業
【投稿者】ちゃにがー

☆テーブルウェア・フェスティバル2009☆?(by さん)

中国
テーブルウェア・フェスティバル2009に行ってまいりました。
今年の特集は「世界のブルー 〜青の系譜〜」
中国「景徳鎮」日本「有田焼」「伊万里」そしてヨーロッパのブルーの「カールスバードブルーオニオン」「リチャードジノリ」「ロイヤルコペンハーゲン」などの器が展示されています。

今回も一日たっぷりと目の保養をさせていただきました。(*^_^*)

会場 東京ドーム
期間 1月31日〜2月8日
時間 10:00〜19:00(入場は閉場の1時間前まで)
入場料 2000円(前売り1700円)

???と分けてup致します。

☆テーブルウェア・フェスティバル2008☆?&?
  • http://4travel.jp/traveler/egao/album/10216355/

  • http://4travel.jp/traveler/egao/album/10216429/

  • 宜しければご覧下さい。

    〜作成中〜

    【旅行時期】2009/02/02~2009/02/02
    【エリア】その他東京23区
    【テーマ】イベント・祭り・花火
    【投稿者】

    中国の旧正月をハワイで!(by 広州ヒロさん)

    中国
    今年還暦を迎える事になる為、(年男ですね!)妻と一緒にハワイでのんびりする事にした。
    前回イタリアへ中国から行って、イタリアでJTBツアーと合流したんですが、その時は凄い割高!でしたので、今回は最初から日本からにしました。ツアーではありませんが、一応JTBに航空券とホテルのみを頼みました。
    何故かハワイは初めてです!
    一寸豪華に、ビジネスクラスで、シェラトンホテルへ連泊と言うことにする。ビジネスは往復で7万円なので安いと思う!
    現地でのんびりして、思いついた時にオプショナルツアーにでもという感じです。
    しかし現地に着くと「人気のツアーは満席です!」なんて言われて、つい乗ってしまいました。(はめられた!)
    しかし青い空、青い海、色とりどりの花で充分癒された感じがしました。
    されどハワイでした。

    【旅行時期】2009/01/23~2009/01/29
    【エリア】ホノルル
    【テーマ】
    【投稿者】広州ヒロ